百合のすゝめ

挨拶

GWも終わりだんだんと夏の到来を感じる今日この頃、フォロワーの女児の皆さまはいかがお過ごしでしょうか?私は百合ラノベを読み終えてしまい有り余った感情をどこにぶつたらいいんだと暴れる日々を過ごしています。

ということでフォロワーの女児の皆さまにおすすめの百合作品を布教することで感情をぶつけさせて頂きます。

 

以下常体敬体入り交じってます。

 

 

やがて君になる

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原作完結済み(全8巻)

アニメ化済み

 

人に恋する気持ちがわからず悩みを抱える小糸侑は、
中学卒業の時に仲の良い男子に告白された返事をできずにいた。
そんな折に出会った生徒会役員の七海燈子は、誰に告白されても相手のことを好きになれないという。
燈子に共感を覚えた侑は自分の悩みを打ち明けるが、逆に燈子から思わぬ言葉を告げられる──
「私、君のこと好きになりそう」

(公式あらすじより)

 

百合を語るに当たって外せない漫画であり、また自分が一番好きな漫画です。(一応このブログのヘッダーだったりします)

百合よくわかんないという人はとりあえずこれから読みましょう!絶対後悔させません。この作品の特徴はなんといっても美しき純愛。仲谷鳰先生が描く美しい作画は勿論のこと、ストーリーを見てもとても綺麗です…。2巻なんか最後まで読み終えた頃には感情が爆発していることだと思います。僕は爆発してました。百合漫画を読んでいるというよりも恋愛漫画を読んでいる感覚に近いのかなと思ってます。

 

 

また、作中の佐伯沙弥香というキャラにスポットを当てた小説「佐伯沙弥香について」(全3巻)も本編を読み終えた後にでも是非読んで欲しいです。胸が苦しくなっちゃいます…。f:id:kagemiya3:20230512132024j:image

 

 

 

桜Trick

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原作完結済み(全8巻)

アニメ化済み

 

廃校を3年後に控えた高校に通う春香と優。2人が、互いを「特別なもの」とするために行った「キス」は二人の関係をより深めていく…。(公式あらすじより)

 

桜Trickです!桜Trick!聞いたことはあったり、「キスいっぱいするやつでしょ!」みたいな印象を抱いてる人もいるのでは無いでしょうか?いや、全然間違ってないんですけど!そうです、キスいっぱいするやつです!

ただ、世間が思ってるより真剣に百合してる作品だと思います。アニメでは桜Trickの序盤も序盤みたいなところが取り扱われていて、個人的にはアニメ以降が好きなので是非読んでほしいです。(アニメ2期も1期から10年ぐらい経ってますが待ってます…)

この作品はキスシーン満載なのはもちろんの事、公式カップリングもいくつかあったりと百合厨目線嬉しい要素がたくさんあるので、やが君とかで百合に慣れたあとなんかに読んでもらえるとより楽しめると思います!

 

 

③きみが死ぬまで恋をしたい


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原作6巻まで発売中

6巻発売記念のPVが公開されています

 

戦争用兵器として育てられる少女たちの、生と死と恋。身寄りのない子供を受け入れ、戦争用兵器として育てる機関に通う14才のシーナは、魔法で人殺しができるよう日々訓練をしている。本当は戦争になんか行きたくない、人なんか傷つけたくない…、そんな彼女が出会ったのは、不死の秘密兵器と噂される小柄な少女ミミだった。
 (公式あらすじより)

 

今回紹介する中では1番シリアスな作品になると思います。あらすじにもあるように戦争中ということもあり、話自体は全体的にやや重めです。ただ、ミミがあまりにも明るく可愛らしく生きる姿がこの話を暗くさせないのだと思います。どれだけ戦争で”ボロボロ”になろうと笑顔でシーナに抱きついてくるミミと、それを心配しながらもおかえりと抱きつくシーナの構図が良すぎます。

しかし、やはり戦争という設定が重みを帯びないはずもなく、物語に「お別れ」という属性を与えています。果たしてシーナとミミの行く末はどうなるのか…。。。

(ほんとはもちょっと語りたいんだけどネタバレになる内容ばっかで困る;;)

あとエスタ先輩めちゃすきです。

 

 

④ささやくように恋を唄う


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原作7巻まで発売中

アニメ化決定済み

 

高校入学初日、新入生のひまりは新入生歓迎会で演奏したバンドのボーカル・依(より)に、ひとめぼれという名の憧れを抱く。
校舎で出逢った依にそのことを伝えるひまりだったが、まっすぐに気持ちを伝える彼女に、依はひとめぼれという名の恋心を抱いてしまい…
お互い好きだけど、どこか微妙にすれ違う、
ひとめぼれから始まる恋物語

(公式あらすじより)

 

竹嶋えく先生の絵、世界で1番可愛い。まじでこれです。竹嶋えくが最高すぎるのがささ恋の1番の魅力だと思います。個人的に漫画の絵柄めっちゃ気にするタイプの人間なのでささ恋みたいな絵に力入れまくってる漫画最高すぎる………。
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(適当に切り取ったコマなんですけどまじで可愛いくないですか??)

ストーリーに関しても甘々な百合でキュンキュンしちゃうのはもう当然なんですけど、あらすじにもあったようにバンドの話でもある訳です。そんでもってそっちの話も面白いんですよね〜〜。特に最新7巻に入ってよりストーリーに深みがついたように感じて、まじで今がアツいです。話も良くて絵が可愛い百合お得すぎる。読みましょう…!!!!!!

 

あと、これは本筋からちょっと離れるんですけど、アニメ化するとなると漫画では聞けなかった曲が聞けるということで、ぼざろが良かったこともあって見る側としてはめちゃくちゃ楽しみですね!(作る側は大変そうだけど…)

 

 

わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)


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小説版5巻 漫画版5巻まで発売中

(小説版と漫画版で進行に若干ラグがあります)

集英社ダッシュエックス文庫公式YouTubeで幾つか紹介動画が公開されています

 

ぼっちな中学時代を捨て、高校デビューしたわたし・甘織れな子。でも、根が陰キャだから憧れの陽キャ生活に馴染めず、窒息寸前!そんな時、我が校のスーパースター・王塚真唯とひょんなことからお互いの悩みを共有してヒミツの友達に、真唯がいれば毎日がんばれそう───と思っていたはずが!

「君に、恋をしてしまったんだ」

「待って!友達どこいった?」

恋人なんて不安定な関係、ムリ!

わたしは最高の友達を作って高校生活を楽しみたいの!でも真唯も恋心を諦めきれないようで───。

「恋人と親友のどちらが私たちにふさわしいか、勝負できめよう」

こうして、ふたりの在り方を懸けたノンストップ・ラブコメディが幕を開けたのだった!

(公式あらすじより)

 

今回の記事を書くきっかけとなった作品。久しぶりに百合モチベが爆発した。自分は小説版を読んでましたが、1巻「あーいいなー」ぐらいに思ってたら巻数増えるごとに感情が爆発していきました…。みかみてれん先生の作品自体は昔いくつか読んでて当時も良いなと思っていましたが、久しぶりに読むみかみてれん作品流石に神とさせてください。ちょっとみかみてれんオタクになってしまうんですけど、日常シーンなんかは言い回しが現代っぽくてちょっとクスってなる表現が基本なのに真面目なシーンになると表現素敵すぎるんですよね…。以下具体例

 

月は、太陽の光を浴びて輝くことしかできないけど。でも、昔からずっと、人は月を見上げて想いを馳せた。太陽と月。どちらが上か下かなんてない。

 

花火は熾烈に輝き、後になにも残すことはない。 ただ、人の心に刻まれるだけの火。 まるで恋のように。

 

本編の話に戻りますが、あとはやはりキャラが良いです。基本的にわたなれは主人公の甘織れな子視点で物語を見ていくことになりますが、れな子の根が陰キャなのもあって感情移入がえぐいです。れな子まじですこ。また、れな子とあらすじにもいた真唯以外にも、魅力的なキャラがもう3人いて、その中でも特に瀬名紫陽花って子をめちゃくちゃ紹介したいんですけど、これどう説明したらネタバレ回避出来ますかね???ざっくり言うと、普段はクラスの天使としてみんなに優しく振舞ってる紫陽花さん、しかし、あることをきっかけにれな子に対しては他の女の子とは違った特別な感情に…?って感じです。もう小説版3巻、漫画5巻を早く読んでくださいって感じです…。

個人的に紫陽花さんメインの小説版3巻が一押しなんですけど、その後の4巻も衝撃の展開で最高すぎるため、進行的な話で言うと買うなら小説版を推奨したいです。(小説版を買って気に入ったら漫画も買うが丸そう。僕はそうしました。)

 

また、小説版は表紙と挿絵が先程も紹介した竹嶋えく先生です!神。みかみてれん先生も後書きでこの作品は竹嶋えく先生のイラストに支えられてるとおっしゃっていましたが、マジでそれぐらい表紙とたまにくる挿絵がめっっっっちゃいいです。


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かわいい。

 

 

 

 

終わりに

今回は公式が百合で売ってるを定義に百合作品として紹介しました。なのできららなどの日常作品(ごちうさとかきんモザ)は外しましたが、僕の百合にハマったきっかけはどっちかといえばそういった日常系だったので、今回紹介した作品以外でも女児の皆さんには自分が好きな”百合”を追い求めて欲しいです!ここまで読んでいただきありがとうございました!

 

何かありましたら @arima_poke まで